本記事は、【LIONKING-GJ】を運用されている方向けの内容となります。

 

総括

20220228LK-GJ

※2022/2/25までの成績

<対象者>

 

稼働開始より18ヶ月間に渡って無敵を誇ってきた【LIONKING-GJ】ですが、(放置運用していた場合)2022年3月21日の週に稼働をしている口座にて大きなロスカットが発生しています。

 

まず皆さんご存知の通り、

2022年2月よりウクライナ侵攻(戦争)問題で【EAは稼働停止推奨】となっております。

※EAはテクニカルに準ずるので、ファンダメンタルズ相場では対応が難しい局面がある為

 

しかしそれでも運用をしないと利益も得れないので、リスク値を落として運用をされている方もいらっしゃると思います。

※投資生活の中で戦争リスクと遭遇する事は滅多にない機会だとは思いますが。。。

 

※参考URL

 

 

 

運用時|手動決済・自動お任せの結果の違い

■自動運用時

20220323LIONKING-GJの見解

自動利確位置まで【スプレッド幅+約1pips】やや届かずにロスカットになった履歴となります。

 

■手動決済時

20220323LIONKING-GJの見解

自動利確位置付近の【約+8pips】で手動利確をした結果となります。

 

 

LIONKING-GJの破綻ロジック

20220323LIONKING-GJの破綻ロジック

EA-Farmサイトに掲載している通り、【270pipsのトレンド相場】で破綻状況間近・負けトレードとなります。

※参考URL:https://ea-farm.com/ea/lion-king-gj/

 

<今回発生のトレンド相場>
  • 2022年3月相場(2022年3月7日からの週):約900pips上昇
  • ロスカット相場(2022年3月21日の週):約400pips上昇

 

 

 

ポンド円(GBP/JPY)の見解

<見解>
  • ファンダメンタルズ分析
  • テクニカル分析

すべては結果論でしか有りませんので見解をお伝えする事は出来ますが、【FXには絶対がない相場】となりますので参考材料としてご確認頂ければ幸いです。

 

 

ファンダメンタルズ分析

見解1|20220323LIONKING-GJの破綻ロジック

※図解1

英国金利と日本金利の乖離が広がれば広がるほど、GBP/JPYは一方向に流れやすくなります。

 

■2022年3月22日

クロス円の上昇は、ほぼ金融経済の影響によるもので他通貨より圧倒的に日本円が売られたのが要因です。

 

■2022年3月18日

  • BOJ政策金利
  • 黒田総裁の発言

など、対日本円と各通貨ペアの金利差が大きく乖離しました。

 

 

ではなぜ金利差がここまで乖離したのか?

  • BOE(英)政策金利
  • BOJ (日)政策金利

上記の今後の金融政策の違いによるモノがほぼ今回の相場の全てと言っても過言ではありません。

※以下の図を参照

 

 

■主要国の今後の金融政策一覧

見解2|20220323LIONKING-GJの破綻ロジック

※図解2

<まとめ>
  • 2020年:コロナが発生し全世界に激震が走り各国が対策を行う(=金融緩和)
  • 2021年:金融緩和で市場に大量の通貨が流れた為、インフレ問題
  • 2022年:市場に流れた資金の回収⇒金利引き締めを(=金利上昇)⇒インフレ後退(=ここが各国の現在の目標)

この状況下の中でウクライナ情勢が発生したことで、さらにインフレが加速しているので各国が一気に畳み掛けるように金利を早急に上げにかかってインフレを撃退している状況です。

 

英国(GBP)はインフレが加速する事を事前に見越していたか分からないが、2021年から各国に先駆けて【強気の利上げを早期で実施】していました。

 

その結果、金利がかなり上昇し続けていた状態となります。

 

そこで先週(2022年3月18日)、

  • BOE(英国)政策金利でさらに利上げを行う
  • BOJ(日本)政策金利ではさらに追加で緩和が必要だと発表

黒田総裁の【大きな緩和策を続行する!】との発言より、さらに英国と日本の金利差の乖離(図解1)が広がっていったという流れです。

 

 

■GBP/JPYのチャート

見解4|20220323LIONKING-GJの破綻ロジック

※図解3

クロス円が全体的に上昇しているのは、対日本円がひたすら売られ続けている事が原因です。

 

その中でもGBP/JPYが大きく上昇したのは、主要5中銀の政策金利発表がすべて出揃った結果となります。

 

 

 

テクニカル分析

▶GBP/JPYの日足

見解3|20220323LIONKING-GJの破綻ロジック

※図解4

テクニカルでは大きなレンジ幅(オレンジ線)をブレイクしたことがきっかけで上昇となりました。

 

レンジをしっかりブレイクしているので、おそらくレジサポ転換している状況だと思います。

 

今回の上昇は明らかにファンダメンタルズが影響となりますので、やはりファンダの前ではテクニカルは効きにくい状況となります。※EAはテクニカルに準ずるシステムの為

 

 

 

今後について

20220228LK-GJ

※これまでのLIONKING-GJの成績

<概要>
  • 運用開始:2020年9月15日
  • 運用期間:17カ月間
  • 証拠金:50万円(25万円+25万ポイント)
  • 損益:+224.38%
  • 平均月利:+13.19%

※100%ボーナス利用時

これまでの運用成績ももちろん事実では有ります。また100%ボーナス利用を推奨している理由もここにあります。

 

EAはテクニカルに準ずるシステムとなりますので、ファンダ相場では圧倒的に弱い立場となります。

 

 

100%ボーナス利用の意味

100%ボーナス利用の意味

それを見越したうえで100%ボーナスを利用することで、1度大きな損失が発生しても再度同額の資金でリスタートすることが可能です。

 

 

手動決済|FXBeyondのコピートレード限定

20220323LIONKING-GJの見解

相場観は少し必要となりますが【FXBeyondのコピートレード時】は、保有ポジションの手動決済が可能です。※上記の画像を参照

 

<参考URL>

     

     

     

    開発チームより

    ea-farm

    今回EA稼働による損失を経験した投資家さん同様、我々開発チームも数多くのこのような経験をしてまいりました。

     

    ただ前向きに捉えると、他の投資家さんよりFXに対するリテラシーがかなり上がるご経験になったと思います。※もちろん経済的な損失を受けたご心情は理解いたしますm(__)m

     

    しかし改めて【戦争リスクによる相場】は強く運用回避するべきであると感じております。。※投資生活の中で戦争リスクと遭遇する事は滅多にない機会だとは思いますが。。。

     

     

    今後の選択肢は以下となりますので、ご参考に頂ければ幸いで御座います。

    <選択肢>
    1. ファンダ中心の相場状況では市場に参加しない
    2. 別のシステムに参加する
    3. 100%ボーナスを利用してリスタート
    4. トレーディングチーム管理のシステムに委託
    5. そもそもFX市場に参加しない

     

    FXとは「上下の値幅を取ることで損益が発生する」ゼロサムゲームとなります。

     

    そのためリスクとリターンは比例しますが、各システムにて目安となる【運用証拠金によるリスク】を掲載しております。

    運用金額の例

    ※EA-Farmサイトの各商品にて

    FXBeyond運用時は、【初期設定・VPS契約が不要な高リスク運用】となります。

     

     

    今回の事例を受けて、大幅なパラメーター変更は現在のところ考えておりません。

     

    その理由は、完全にファンダによる相場となりますのでこの相場状況に合わせたストラテジーを作成すると、平常期の利益が伸びにくくなる為です。