2022年2月にウクライナショックが発生いたしました。
本記事は、それ以降の相場状況についてかんたんに図解します。
(アフターコロナ経済からの脱却と被る非常に緊迫した状況です。)
ファンダメンタルズ中心の相場となっておりますので、慎重な姿勢で為替相場と向き合う必要があります。
(2022年6月現在)株価・暗号通貨業界・ファンド商品などいずれの運用商品を選択していた場合でも、資産が一時的には目減りしている可能性がある荒れ相場です。
現況
『コロナショックは言わずもがな』では有りますが、ロシアのウクライナ侵攻によりさらに荒れた相場となっております。
①地政学リスク
※参考元:https://thinktank.php.co.jp/policy/7210/
ウクライナ情勢により欧州経済へ大きな影響が出ております。
片側に欧州系通貨ペア搭載の廃止
地政学的リスクとは、
特定地域が抱える政治的、軍事的、社会的な緊張の高まりが、地理的な位置関係によって、その地域や関連地域の経済、世界経済全体の先行きを不透明にしたり、特定の商品の価格を変動させたりするリスクを指します。
例えば、紛争やテロによって石油関連価格が値上がりして業績が悪化したり、世界経済が停滞したりすることなどが挙げられます。
②金融政策の違い
※2022年3月25日現在
コロナショック以降の経済回復における各国の金融路線は異なります。
(例)日本は「悪い円安」という言葉も出ておりますが。
※主要通貨の10年債利回り
※2021年以降
マイナス金利を導入している『クロス円・スイスフランペア』は稼働の選択肢から一旦回避することがベターだと考えています。
※参考URL:https://fx.minkabu.jp/references/interest_rates
③要人発言・重要指標に注意
現在の相場では、指標や発言による材料で大きく影響を為替は影響を受けています。
などなど、EA稼働において従来の相場ではおもに、
- (米国・欧州)要人発言
- (米国)政策金利
- (米国)雇用関係
上記程度でしたが、現在のウクライナ侵攻問題・コロナショックによる経済回復が被ることでさまざまな情報で為替相場に影響が出ています。
■(参考)ウクライナショック以前の基本的な運用ルール
通貨ペア毎の相関性|現況①②③を経て
※通貨の動き(コロナショック以降の日足)
■主要通貨のボラティリティ
(2022年6月1日現在)
コロナショック以降も大きく価格上下(ボラティリティ)が発生しておりましたが、ウクライナショック以降はさらに大きくボラティリティが発生しています。
また相場に与える影響が多い為、開発チームの見解は以下のまとめとなります。
まとめ
- ウクライナ侵攻(地政学リスク)
- 政策金利(コロナショックの脱却)
- エネルギー問題(原油価格の高騰など)
- 消費者物価指数(過度なインフレ懸念)
- 過度な円安(主要国と逆行した金融政策)
EAはテクニカル準拠のため、やや不利な相場ではありますが、、、稼働をする場合は運用通貨ペアを絞ることが重要となります。
- 原産国通貨:選択
- 通貨ではないゴールド:選択
- 片側欧州通貨:回避
- クロス円:回避
もちろん現在の相場に影響を与えている経済・金融状況が変われば運用通貨ペアも異なりますのでご注意くださいませ。
またご不明な点がありましたらLINE宛までご相談下さいませ。
手動決済が必要・全損が発生した事例
2022年2月ウクライナショックのようなファンダメンタルズ(外的要因)が発生する場合にて、完全自動売買だけで乗り切れるほど甘くはありませんでした。。。
今後の教訓として、当時の状況を掲載しておりますのでご参考にされて下さいませ。
■LION KING-GJ
■Magic-AU
(参考URL)https://linevoom.line.me/post/1165051850552240809