本記事では、PC版のMT4の使い方について図解します。
▼アプリにてご利用の方は以下をご参照
PC版|MT4(メタトレーダー4)の使い方
MT4の基本的なチャートの設定についてご紹介します。
チャートの種類を選択
推奨表示は「ローソク足チャート」になります。
- バーチャート
- ローソク足チャート
- ラインチャート
MT4では3種類のチャート表示を選択することができます。
チャート表示の時間軸
MT4では表示させるチャートの時間軸を選択する事ができます。
- M1:1分
- M5:5分
- M15:15分
- H1:1時間
- H4:4時間
- D1:1日
- W1:1週間
- MN:1ヵ月
例)1時間に1本のロウソク足を表示させたい場合
「H1」を選択します。
導入する自動売買ソフトのシリーズによってチャート表示時間は異なりますので以下をご確認願います。
- Magicシリーズ:「M5」の選択
- LIBEROシリーズ:「M5」の選択
- LION KINGシリーズ:「H1」の選択
※基本的には上記の設定となりますが、最終は各種マニュアルにてご確認願います。
自動売買ソフトを起動中にローソク足の変更を行うと、正しく動作しないリスクが発生いたしますのでご注意下さいませ。
チャートの拡大or縮小
表示させるチャートは、『拡大または縮小』の機能があります。
MT4上の虫眼鏡マーク(”+”もしくは”−”)をクリックしてください。
■同じ通貨ペア+5分足の表示例
縮小と拡大の大きな違いは、画面最下部で表示されている期間が異なります。
- 縮小時:2020年8月31日から現在までの時間帯のチャートが表示
- 拡大時:2020年9月2日の時間帯のチャートが表示
短期間のチャートを確認したい場合は、縮小を利用することでより詳細にチャートの流れを把握することが可能です。
シフト・オートスクロール
シフト機能
シフトとは、MT4にてチャートの少し右側に余白(空きスペース)を持たせる機能です。
※「余白があることでチャートが見やすい」と人気があります。
空きスペースの大きさは、画面の右上に小さな三角が表示されますので、ドラッグすることでスペースの幅を調整することが可能です。
オートスクロール
オートスクロールとは、過去のチャートを振り返る場合に利用する機能となります。
- ON:自動で現時刻のチャートに戻る
- OFF:過去のチャートを遡れる
S/L・T/Pとは?利用方法を図解!
MT4を利用する際に、大切な資産を守る意味でも重要な機能が「S/L・T/P」となります。
- Stop Loss(ストップロス)の略称
- 「設定したレートで損失を決済」(=損切り)
※ある一定額以上、損失が大きくならないようにするための「損切りに対しての逆指値注文」です。
- Take Profit(テイクプロフィット)の略称
- 「設定したレートで利益を決済」(=利食い)
ある一定額以上、損失が大きくならないようにするための「利食いに対しての指値注文」です。
では実際にMT4にて『S/L・T/P』の入力・利用方法を2パターンご紹介します。
チャート上でドラッグ
MT4画面内にて、
- 緑線:「保有ポジションのライン」
- 赤線:「T/PもしくはS/Lライン」
現在保有しているポジション(緑線)をドラッグして、T/PまたはS/Lを希望するレートで離します。
■T/P(Take Profit)
■S/L(Stop Loss)
注文画面から入力
- 該当のポジションを右クリック
- S/LまたはT/Pするレートを入力
レートを入力すると、MT4画面上で該当ポジションの番号と共に赤線で「S/LまたはT/P」のラインが表示されます。
全通貨ペア表示方法
MT4をPCにダウンロードした際に、取引可能な通貨ペアが表示されていないことがあります。(おもにマイナー通貨)
以下の手順にて、全通貨ペアを表示させることが可能となります。
- 気配値表示で右クリック
- メニューが表示
- (中段部分)「すべて表示」をクリック
- 「ファイル」を選択
- 「新規チャート」にて通貨ペアを確認
※もし気配値が表示されていなければ、「表示」→「気配値表示」をクリックで表示させることが可能です。もしくは「Ctrl+M」のショートカット機能でも表示可能です。
上記の作業にて全通貨ペアを表示させることが可能となります。
■表示前・表示後