自動売買ソフト(EA)は、あらかじめ設定されたプログラム・アルゴリズムでFX取引を行うため、資金を預けて運用を開始するだけで資産を増やすことができる可能性があります。

この数年は特に人気でたくさんの商品が出回っております。※別名では「システムトレード」や「シストレ」とも呼ばれます。

しかしその利点を生かして、マーケティングの為だけに作られたバックテストやセールス内容とは全く異なる自動売買ソフトも見受けられます。

 

そこで、自動売買ソフトの見分け方・上手く自動売買ソフトを活用するためにはどうすれば良いのか?などを紹介していきます。

 

FXはリターン・リスクが高い投資商品となります。その為、余剰資金・分散投資でご参画されることを推奨いたします。

 

■同意事項・免責事項

同意事項・免責事項

 

 

自動売買ソフトのメリット・デメリットは?

FXチャート

まずは自動売買ソフトのメリット・デメリットについて紹介します。

<メリット>
  1. 24時間自動でFXトレードをすることが出来る
  2. 放置しながら資産を増やせる可能性がある
  3. 専門的な知識や分析が不要
  4. 少しずつFXのことが理解できるキッカケになる
  5. 感情に関係なく淡々とトレードをしてくれる

など、FX初級者・初心者の方でもFXを熟知したプログラマーやトレーダーが開発したシステムを利用することでFXトレードに参加する事ができます。

 

<デメリット>
  1. 急変相場に対応しにくい
  2. 売買ロジックが非公開であることが多い
  3. トレードスキルが身に付きにくい
  4. 誤作動やPCフリーズなどの取引停止リスク
  5. VPS利用による予期せぬメンテナンスリスク
  6. マーケティングの為に開発されたソフトの可能性がある

など、デメリットを挙げるとキリがないですが、それ以上に自動売買システムによりFXで資産を増やせる可能性がある。ということで多くのユーザーに利用されています。

また不安な場合は、少額資金もしくは余剰資金で参加をしてみたり、デモ口座で自動売買システムを試してみる。などをオススメ致します。

 

 

では良い自動売買システムを選別するためにはどうすれば良いのでしょうか?

EA-Farmを運営する当協会では、

  1. バックテストを確認する
  2. フォワードデータ(実際の運用)を確認する

上記の2点が重要だと考えております。

 

 

バックテスト・フォワードデータとは?

FXとは

それでは以下にてバックテスト・フォワードデータ(実際の運用)について紹介します。

 

バックテストとは?

バックテストとは?

バックテストとは、システムトレードの有効性を検証する際に、過去のチャートを用いて収益のシュミレーションを行う参考データです。

<概要>
  • 通貨ペア:検証した通貨ペア
  • 期間:検証の期間
  • モデル:利用したロウソク本数(全スティックが一番制度が高い)
  • モデリング品質:バックテストの精度率
  • スプレッド:売買の価格差(為替が動き続けるので”変動”を採用する必要がある)
  • 初期証拠金:運用開始時の金額
  • 純益:検証した期間で得れた損益合計
  • プロフィットファクター:総利益÷総損失の割合

※PF(プロフィットファクター)は、理想は「2.0」と言われていますがFXの世界では「1.4~1.7」程度が優秀と評されています。

 

当協会では、よりリアルな相場に適用した「バックテスト」によるストラテジー検証を実施する為、

  • モデリング品質
  • スプレッド

上記の2点を重要視しております。

 

一般的なバックテストの多くは、モデリング品質「90.0%」が最大値となります。しかしFXでは9勝1敗の「1敗」で資金を失う可能性がある業界です。

その為、モデリング品質は「90%」ではなく過去チャート「99.9%」のほぼリアル相場と同じ環境下でバックテストによるストラテジーの検証を実施しております。

またスプレッドですが、FX相場は常に価格が変動します。(特に深夜帯・早朝・時期によってスプレッドは広がる傾向になります)

その為、「固定の数字」ではなく「変動」にすることで、よりリアルな相場環境下でストラテジーの検証を実施しております。

 

■モデリング品質が悪い例(リアル稼働時の再現性が無い)

バックテストの悪い例

上記のバックテスト結果では、

  • モデリング品質:n/a
  • スプレッド:20(固定レートを意味する)

上記の表記がされています。

 

『N/A(n/a)』とは、

  • 該当なし(Not Applicable)
  • 利用できない(Not Available)

などを意味する英語の略語となります。

 

つまりいくら利益率が高い結果だったとしても、実際の稼働においては【バックテストで検証したストラテジーの再現がほぼできない】という事を意味しています。

 

 

フォワードデータとは?(実際の運用)

フォワードデータとは?

フォワードデータとは、実際の相場で運用しているデータを指します。

もちろんMT4にて確認ができるデータではありますが、MT4の場合では損益率が分かりにくい点があります。

そこでMT4データを外部の分析サイトと連携することで、トレード内容や収益率などを視覚化させることが可能となります。(myfxbookの活用)

 

<myfxbook概要(上記の画像)>
  • リアル:口座の情報(デモ口座もある)
  • GemForex:証券会社名
  • 1:1000:提供レバレッジ(1,000倍を意味する)
  • MetaTrader4:MT4を利用
  • 検証済みの実績(Track Record Verified):「myfxbookに登録された取引実績が、実際のMT4口座の実績と一致」
  • 検証済みトレーディング権限(Trading Privileges Verified):「myfxbookに登録されている口座の保有者が本人である」
  • 損益:運用開始時から発生した収益率
  • ドローダウン:運用時に発生した最大含み損
  • Jun 05 ’20:口座開設時期(2020年7月5日を意味する)

     

     

    まとめ

    いかがでしたでしょうか?

    当協会が提供する自動売買ソフトは、

    • 精度の高いバックテスト
    • 実際の運用(フォワード)

    両方に誠実・真摯に向き合い、検証・分析の作業をし続けております。

     

    我々が提供する「EAリスト一覧」をご参照下さいませ。

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