
為替相場|2024年
2024年|為替相場の振り返り
- 日銀:17年ぶりに利上げ(マイナス金利解除)
- GOLD:史上最高値を更新
- 日本:過去最大規模の為替介入を実施
- ユーロ:主要国初の利下げを実施
- ドル円:38年ぶり高値更新
- 米国:米労働局統計局年次改定(15年ぶり大幅低下)
- 史上最高値更新:米株価3指数・ビットコイン・日経平均
2024年も為替相場を大きく動かすイベントが目白押しでした。
為替相場は、
EA-Farmが公開する自動売買システムは、主にレンジ相場でコツコツと利益を積み重ね、トレンド相場時は約260pips(LIONKINGシリーズ・高リスク運用時)の値幅に耐えられるように設計しているEAが中心です。
EA運用結果|2024年
EA-Farmで運用・検証しているEAの運用結果を通貨ペアごとに解説していきます。
AUDCAD

<通貨の特徴>
AUDCADはマイナー通貨ペアではありますが、豪州もカナダも経済資源が豊富で原材料の輸出が多く、経済状況が似ている特徴があります。
そして両国とも先進国で国家財政が安定しています。
しかし、原油価格や金価格の影響を受けやすいカナダドルは強い相関関係を示す可能性があります。
またカナダドルの値動きに大きな影響を与える要因は、米国の経済指標と原油価格の影響が多いとされています。
AUDCADの中でユーザー人気No.1だった『LIBERO-AC』が2024年7月に全損となりました。
- 稼働開始:2021年2月~
- 運用期間:3年5カ月
- 損切りなし
【LIBERO-AC】


≪LIBERO-AC|EA運用口座環境≫
- 証券会社:MYFXMarkets
- 証拠金額/初期エントリーロット:100万円/0.04lot
- レバレッジ:500倍
- 運用期間:2021年2月~2024年7月
LIBERO-ACは2021年2月より運用開始し3年5ヵ月もの間、継続して運用していましたが、2024年4月から「豪州」と「カナダ」の政策金利(金融政策)の影響を受け、約420pips上昇し運用チームにて検証していたMT4口座は2024/7/12に全損となりました。
2024年8月より新しいMT4口座を開設し、従来と同じ設定値でリスタートしています。
*LIBERO-ACは年末年始以外は稼働をし続け、過去に損切りや裁量対応はしておりません。
2024年8月~2024年12月の平均月間利回りは+2.64%でした。
【LIONKING-AC】


≪LIONKING-AC|EA運用口座環境≫
- 証券会社:MYFXMarkets
- 証拠金額/初期エントリーロット:100万円/0.03lot
- レバレッジ:500倍
- 運用期間:2020年11月~現在も継続運用中
LIONKING-ACは2020年11月から運用を開始し、4年1ヵ月間にわたって継続運用ができています。
LIONKINGシリーズの特徴は、ナンピンマーチン倍率を高めに設定することで、トレンド相場になった場合少しの反発で自動利確するように設計しています。
2024/4/19からの上昇トレンド相場時は、11ポジションをナンピンして保有し2024/5/22の約67pipsの反発でEAによる自動利確となりました。
2024年度の平均月間利回りは+8.67%でした。
【MAGIC-AC】


≪MAGIC-AC|EA運用口座環境≫
- 証券会社:MYFXMarkets
- 証拠金額/初期エントリーロット:100万円/0.01ot
- レバレッジ:500倍
- 運用期間:2020年7月~現在も継続運用中
MAGIC-ACは2020年7月から運用を開始し、4年5ヵ月間にわたって継続運用ができています。
LIBERO-AC、LIONKING-ACの運用結果を比較すると、2024年は比較的安定して稼働をしていました。
2024/4/19からの上昇トレンド相場時は、細かくポジションを取得し自動利確し安定して稼働をしていました。
2024年の平均月間利回りは+2.92%でした。
EURGBP

≪通貨ペアの特徴≫
EURGBPは日本人トレーダーにっとてはあまり馴染みのないマイナー通貨ペアの一つです。
しかし世界的にはいずれも主要通貨となりますので、定番の通貨ペアであるとされています。
日間のボラティリティはドルストレートやクロス円などと比較すると、低い傾向にあります。
またEUR・GBPを含み通貨ペアのトレードにおいては、相関関係を把握する上で必須の通貨ペアです。
※GBP(ポンド)の重要な経済指標・要人発言に左右されやすい傾向あり
2022/9/26|トラスショック(フラッシュクラッシュ相場)
2022年9月に英国の新政権にて50年ぶりの「大規模減税案」が発表され、瞬間的に相場が急変するフラッシュクラッシュが発生しました。
当時、稼働していたEURGBP系のEAは全て全損となりました。
【LIBERO-EG】


≪LIBERO-EG|EA運用口座環境≫
- 証券会社:MYFXMarkets
- 証拠金額/初期エントリーロット:100万円/0.03ot
- レバレッジ:500倍
- 運用期間:2022年10月~現在も継続運用中
LIBERO-EGは2022年9月26日のトラスショック時に全損となり、2022年10月からの再稼働後はは現在に至る2年2ヵ月間、月間利回りは高くはありませんが安定してコツコツと利益を積み重ねています。
2024年の平均月間利回りは+1.01%でした。
【LIONKING-EG】


≪LIONKING-EG|EA運用口座環境≫
- 証券会社:MYFXMarkets
- 証拠金額/初期エントリーロット:100万円/0.03lot
- レバレッジ:500倍
- 運用期間:2022年10月~現在も継続稼働中
*2024年10月に約80万円の損切り
LIONKING-EGは2022年9月26日のトラスショック時に全損となり、2022年10月より稼働を再開しました。
▼損切の要因
- (2024年8月14日から)EURGBPは下落
- (LIONKING-EG)買いを11ポジション取得
- (2024年10月3日)0.83196付近であらかじめEAで設定していた、損切り額に到達し自動決済
損切り後は、重要な経済指標発表前後や地政学リスクが高まっている時期は稼働停止を徹底し、現在も継続して運用を続けています。
2024年度のみの運用実績は【損益率-68.68%】ですが、2022年稼働開始から2024年12月時点では【損益率+24.24%】となっています。
EURUSD

≪通貨ペアの特徴≫
EURUSDは、取引量が世界で圧倒的に多い通貨ペアのため、テクニカル分析が効きやすく値動きが比較的緩やかな特徴がああります。
主にユーロ圏・米国の金融政策や経済動向に影響される傾向があります。
その他にも、ユーロ圏経済の牽引役であるドイツの経済指標の状況によっても相場が変動しやすく、またユーロ圏はロシアやアラブ諸国とも物理的・経済的に深い関係があり、それらの国で紛争・テロなどが起きると経済危機懸念が高まり、ユーロは売られやすくなるという地政学リスクがあります。
【MAGIC-EU】


≪MAGIC-EU|EA運用口座環境≫
- 証券会社:MYFXMarkets
- 証拠金額/初期エントリーロット:150万円/0.03lot
- レバレッジ:400倍
- 運用期間:2020年6月~現在も継続稼働中
Magic-EUは、EA-Farmで掲載しているEAの中で長期間にわたって運用に成功しているEAです。
2024年は、米国の大統領選挙やユーロ圏が利下げを発表しユーロ安となりました。
ボラティリティが大きくなると予想ができた際は、稼働停止を徹底し安定した運用ができました。
2024年の平均月間利回りは+5.19%でした。
【LIONKING-EU】


≪LIONKING-EU|EA運用口座環境≫
- 証券会社:MYFXMarkets
- 証拠金額/初期エントリーロット:100万円/0.02ot
- レバレッジ:500倍
- 運用期間:2021年6月~現在も継続運用中
LIONKING-EUは2021年6月から運用を開始し、3年6ヵ月間にわたって継続運用ができています。
LIONKINGシリーズの特徴は、ナンピンマーチン倍率を高めに設定することで、トレンド相場になった場合に少しの反発で自動利確するように設計しています。
EURUSDは2024年9月末から約720pips下落しましたが、下落トレンドの戻り局面で自動利確しました。
2024年の平均月間利回りは+1.73%と高くはありませんが、安定した運用を続けています。
【LIBERO-EU】


≪LIBERO-EU|EA運用口座環境≫
- 証券会社:MYFXMarkets
- 証拠金額/初期エントリーロット:100万円/0.03lot
- 運用期間:2021年5月~
2024年は米国の大統領選の投開票や、ユーロ圏が利下げを発表しユーロ安となりました。
▼損切要因
- (2024年9月30日)高値付近で買いポジション
- 買い12ポジション保有
- (2024年12月2日)1.04630付近であらかじめ設定していた損切り額に到達
- 約-80万円の自動決済(損切り)
損切り後は、年末ということもあり稼働停止をしています。
2025年は、稼働再開の時期を慎重に判断し、ユーロ圏の経済状況や米国のトランプ政権の動きに注意して稼働停止の判断を見極めます。
番外編|GOLD(JUNKシリーズ)

EA-Farmでは、少額の10万円(マイクロ口座利用で1万円)からハイリターンを狙えるEAを無料で配布しています。(※口座番号縛り)
2024年はギャンブル感覚でXMTradingのマイクロ口座を活用し、1万円でJUNK-EAを運用されるご利用者様が多い印象でした。
まだ未公開のJUNK-EAも紹介していきます。
【GOLD相場についての解説】

GOLDは2023年5月に過去最高値を更新後、2024年10月31日に至るまで上昇していました。
≪GOLDが買われる主な要因≫
- インフレの期待
- 地政学リスクや経済危機に対する不安
- 各国の金利低下
- 各国の中央銀行による金の買入れ
- 米ドル通貨価値の低下
2024年11月21日に中国湖南省の地質研究機関が同省平江県の地下で巨大な金鉱脈を発見したと発表し、この金鉱脈の埋蔵量は千トン以上で資源価値は6千億元(約12兆8千億円)の規模が見込まれると報じられ、専門家は金を採掘できる可能性が高いとの見通しを示しました。
この金鉱脈の採掘が実現すると金の採掘量が引きあがるため、金の価格は下がるのではないか?との声もあります。
GOLD EA運用方法|運用チームの場合

GOLDは1年以上にわたって最高値を更新し続ける不透明な相場状況が続いています。
そこで急落による買いポジションを保有するリスクを回避するため、売りポジションのみエントリーする設定で稼働をしていました。
(2024年11月25日)GOLD相場は、中東情勢のレバノン停戦合意の可能性を巡る報道を受け、約100ドル近い下落が発生しました。
エントリー制限をしていなかったGOLD-EAの多くが全損となりました。
【Turbo Gain|公開中】

≪Turbo Gain|設定詳細≫
▼EA運用口座環境
- 証券会社:MYFXMarkets
- 証拠金額/初期エントリーロット:10万円/0.01lot
- レバレッジ:500倍
- 運用期間:2023年10月~現在も継続運用中
▼EA設定内容
- 片側エントリー制限:売りポジションのみエントリー
- 損切り設定額:100,000円
- エントリー時間制限:(日本時間)10時~16時のみエントリー
- 毎週金曜日は終日エントリー禁止:ON
Turbo Gainはアップデートを繰り返し、
- 「エントリー時間制限機能」
- 「毎週金曜日に終日エントリーを禁止にする」
上記の機能を2024年に追加しました。
2023年10月から稼働開始後、2024年4月15日にGOLDが急騰した局面にて約-10万円の損切りが発生しています。
(2024年12月時点)損切りはこの1度だけで、重要な経済指標や地政学リスクが高まっている時や米国の大統領選挙の投開票日の前後などは、稼働停止を徹底し2024年度の平均月間利回りは+18.91%でした。
【OLIMPOS|非公開】

≪OLIMPOS|設定詳細≫
▼EA運用口座環境
- 証券会社:MYFXMarkets
- 証拠金額/初期エントリーロット:100万円/0.1lot
- レバレッジ:500倍
- 運用期間:2023年10月~現在も継続運用中
▼EA設定内容
- 片側エントリー制限:売りポジションのみエントリー
- 損切り設定額:800,000円
- エントリー時間制限:なし
- 毎週金曜日は終日エントリー禁止:ON
OLIMPOSは2025年にリリース予定のEAです。
2024年5月から運用を開始後、2024年8月1日にGOLD急騰相場により約-80万円の損切りをしています。
(2024年12月時点)損切りはこの1度だけで、重要な経済指標や地政学リスクが高まっている時や米国の大統領選挙の投開票日の前後などは、稼働停止を徹底し2024年度の平均月間利回りは+24.83%でした。
【G-TRUSH|公開中】

≪G-TRUSH|設定詳細≫
▼EA運用口座環境
- 証券会社:XMTrading
- 証拠金額/初期エントリーロット:100万円/0.03lot
- レバレッジ:1000倍
- 運用期間:2023年1月~2024年11月25日(23ヵ月)
▼EA設定内容
- 損切り設定:なし
- エントリー時間制限:日本時間11時-16時のみエントリー
- 毎週金曜日は終日エントリー禁止:ON
G-TRUSHは2024年にリリースしたEAです。
2023年1月から運用開始後、1年11ヵ月にわたって順調に高利率を獲得してきましたが、2024年11月25日のGOLD急落相場にて全損となりました。
(全損前|2024年10月末時点)累計損益率は+1,113.03%とかなりの高利率を叩き出していました。
G-TRUSHのロジックと相場がうまく当てはまれば、短期間で高利益を期待することができます。
2024年度はJUNKシリーズの中で最も人気のあったEAです。
運用チームがEA運用に対して感じている事
2024年もめまぐるしい為替相場の中で、「全損・損切りが発生したEA」がいくつかありました。
長期間安定して運用しているEAほど油断しがちですが、今年も世界経済・情勢の情報収集、重要な経済指標や要人発言、運用している通貨ペアの相場の状況把握はとても重要で必要だと再認識しました。
想定利回りが高いEAほど徹底した管理が必要です。
EA運用ルールを作る

『運用チームがEA運用に対して注意していること』
-
米国の重要な経済指標や要人発言のある日は終日稼働停止
-
地政学リスクが高まり、トレンド相場になりそうな相場時は一方向のみエントリーするように設定
-
運用証拠金は最低限の金額にする
-
週末・月末・年末年始のボラティリティが高くなる時は稼働しない
-
損切り額を設定しておく
-
出た利益は資金移転や出金をする *利益確保をする
裁量トレードと同じく、EA運用でもご自身で運用ルールを作り徹底することが大切です。
EA運用スタイルも投資家により多種多様です。
運用チームでも日々相場と向き合い、試行錯誤して運用方法を編み出したりEA開発や研究をしています。
含み損額が許容範囲を超えた時の対処
大切な資産を運用する上で、定期的なEAの確認や相場分析はとても大切です。
EA運用における最大のメリットは、自動でトレードをしてくれる点です。
しかしナンピンポジションを複数保有し、含み損額が許容範囲を上回りそうなときは『テクニカル分析』をし反発レートを分析するのも有効だと考えています。
そんな時に分析に便利なツールが「PIVOT」です。
チャートにPIVOTツールを設定するだけで、一目でサポートラインやレジスタンスラインとなりそうなレートの分析が可能です。
▼詳細はこちら
PIVOTツールだけではなく、MT4に搭載されている、
などの分析ツールもテクニカル分析に有効です。
運用している通貨ペアがトレンド相場になった際に、テクニカル分析により反発レートを予想し、「損切りの目安」「裁量でポジションを入れる目安」「静観しても大丈夫なのか」を判断することもできます。
運用チームでは、EA運用時にナンピンポジションを抱え含み損額が膨らんでも、基本的には静観しています。
ですが毎回必ず、テクニカル分析を行い相場の動向確認は欠かしません。
ご利用いただいてる皆様にも、毎週為替市況を配信しておりますので少しでも相場への関心を高めていただければ幸いです。